フードコーディネーター取材特派員NEWS

沖縄のマンゴーとこだわりのスイーツ作り

沖縄のマンゴーとこだわりのスイーツ作り

 

~最盛期のマンゴーをより多くの人に届けたいという想い~ 株式会社ハッピーフィールド

 

     1.はじめに ~沖縄のフルーツ~

    2.マンゴーについて

    3.マンゴーの里 豊見城市 『まーSUN あまSUN 豊見城SUNマンゴー』

    4.”完熟マンゴーの美味しさを届けたい”

    5.商品紹介

 1.はじめに ~沖縄のフルーツ~

『南国フルーツの宝庫』沖縄県は 亜熱帯性気候に属しており、太陽の日差しをいっぱい浴びた トロピカルカラーのジューシーなフルーツがたくさん栽培されています。
そんなフルーツを、沖縄旅行で一度は口にしたことがあるのではないでしょうか。 甘くて色鮮やかなマンゴー、フルーツパパイヤ、グァバ、 見た目形の面白いドラゴンフルーツ、スターフルーツ、パッションフルーツ、 甘酸っぱくてジューシーなパイナップル、シークワーサー、アセロラ、タンカン、島バナナ、アセロラ など本土ではあまり口にできない沖縄特産のフルーツがたくさんあります。
今回はその中でも、沖縄県を代表する果実『マンゴー』にスポットをあてて紹介します。

2.マンゴーについて

お土産にしても絶対に喜ばれる『マンゴー』。完熟するととっても甘い最高級な味『マンゴー』。
そんな沖縄県のマンゴーの年間収穫量は国内第1位の1711トン(2010年)です。mangosaibai 沖縄県のマンゴー栽培の歴史をたどってみると、明治30 年(1897)に農業試験場で栽培されています。 昭和33 年にハワイから‘ヘイデン’種が導入され、次いで48年に5 品種、50 年に4 品種が導入されました。 その後も台湾等からの導入品種も含めて数10 品種が試験栽培されましたが、 結実性と消費者のし好性から‘アーウイン’種が最も多く栽培されています。 1970年代から積極的な栽培が行われたマンゴーは、1993年(平成5 年)に本土への果実出荷の 最大制限要因であったウリミバエが根絶されたことで、マンゴーの生産意欲が高まりました。 さらに、ハウス栽培技術の普及によって、栽培面積は急増し、今のようなおいしいマンゴーが安定して 生産できるようになりました。国内シェア50%をもつ沖縄の誇れる果物『マンゴー』は まさに生産者の努力と研究の賜物と言えるでしょう。

3.マンゴーの里 豊見城市 『まーSUN あまSUN 豊見城SUNマンゴー』

沖縄県の中でも本島南部に位置する「豊見城市(とみぐすくし)」はマンゴー生産量1位を誇る地域です。  Tomigusuku温暖な気候で、意欲的な生産者に恵まれている市では、良質なマンゴーの生育と栽培に良好な環境下にあります。 市はマンゴーの代表アーウィン種(一般にアップルマンゴー)を中心に、 果実が大きく、食味に優れ糖度の高い、「幻のマンゴー」と呼ばれるキーツ種の栽培にも力を注いでおり、 甘味が強く、ビタミンがバランス良く含まれ、特にカルシウムやカリウムが多く含まれているのが特徴です。Tomigusukusimango 豊見城市では 1970年代から、マンゴーの経済栽培を積極的に推進し、全国でもいち早く産地化に向けた取り組みが始まりました。 生産者を中心とした果樹生産部会を設立、 栽培技術の向上のため県農林水産部など関係機関との連携強化や、 安心安全な産地表示を目的としたトレーサビリティーシステムの導入、厳しい共同選別を実施など 様々な取り組みを行い、こんにちの県を代表する産地形成に繋がっています。 そして、平成12年6月には、県内で初めて県知事よりマンゴー拠点産地”マンゴーの里”の認定を受けています。 また、かわいらしいキャラクター『アゴマゴちゃん』や 『まーSUN あまSUN 豊見城SUNマンゴー』のキャッチフレーズで、市のマンゴーをPRしています。agomagotyan

豊見城市「マンゴーの里」宣言
http://www.city.tomigusuku.okinawa.jp/index.php?oid=2446&dtype=1000&pid=177
豊見城産マンゴーイメージキャラクター「アゴマゴちゃん」

 

 

 

 

 

4.”完熟マンゴーの美味しさを届けたい”
 マンゴープリンへ情熱をかける『株式会社ハッピーフィールド』


  Happy Field

豊見城市産の完熟マンゴーを使用してスイーツを製造している会社があります。 豊見城市にある株式会社ハッピーフィールド(旧社名:カディーマニー)です。 2010年、地元、豊見城市主催のマンゴーを使用した商品のコンテストがあり、 現・工場長 金城政良さんの「地元、豊見城産マンゴーの美味しさをより多くの人に届けたい」 という思いからマンゴープリンの商品作りがスタートしました。

商品化にあたっては、数々の努力や苦労があったと福原代表取締役が語ってくれました。 マンゴーは夏の果物です。 まず始めに、最盛期である夏場に収穫したアーウィン種のアップルマンゴーを冷凍保存します。 完熟マンゴーそのままの美味しさを保つように冷凍保存法に工夫を凝らし、 年中通しての安定した味のキープに成功しました。 次に、冷凍したマンゴーを一つ一つ丁寧にカット、ピューレ状にします。saiseiki reitouhozon その時、マンゴー本来の風味や香りを損なうことなく仕上げるために 約2ヶ月間ピューレの研究に没頭したそうです。 また、主原料となるマンゴーが気候に左右されるため、農家からの価格の安定が難しいことも 悩みの種だったそうです。

そして、より多くの人に食べてもらいたいという情熱から 試行錯誤の上、なんと添加物を一切使用せずに長期保存を可能にしました。 通常、プリンは冷凍や冷蔵での保存が多く賞味期限が短いのですが、 卵を使用せず、パック後にボイル殺菌することで常温で60日間の保存に成功したのです。

ネーミングに至っても普通の『マンゴープリン』にはしたくなかったそうで、 ”プリン”と果実の女王の意味”プリンセス”をかけた『プリンCESSマンゴー』にしたとのことです。 この遊び心のある可愛らしい響きにマンゴープリンへの想いが詰まってると感じました。

この情熱をかけた『プリンCESSマンゴー』は、2009年のスタートから約1年がかりで改良を重ね、 2010年・豊見城市主催のコンテストで見事、最優秀賞を受賞 その後、全沖縄県の商工会特産品コンテストでも最優秀賞を受賞しています。

5.商品紹介

ひと口食べればとろ~りなめらかな食感と濃厚で自然な甘さ酸味、香りが口いっぱいに広がります。
まるでマンゴーそのままを食べているような贅沢な味わいです。image

マンゴーの果実が次第に完熟していく過程を4つの色味で表現したパッケージも印象的。 2ko 沖縄県商工会特産品コンテスト 最優秀賞受賞 プリンCESSマンゴー 4個入り プリンCESSマンゴー 2個入り(袋)

■取材協力■

豊見城市 農林水産課
株式会社ハッピーフィールド 沖縄県豊見城市名嘉地383-201 TEL/FAX 098-955-2990