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きらやかな宝石箱!美味しい和歌山はいかがですか?

近畿

2014年5月9日

 

温暖である和歌山県をアメリカに例えるなら・・・
南カリフォルニア」といわれるぐらい和歌山県は温かい県であります。県内の8割が山に囲まれ、また黒潮の暖流が近接しているため、和歌山県には、海の幸、山の幸がたっぷりあります♪

鯨の竜田揚げ   山の幸

しかし、フルーツや魚介類が生産トップクラスであるにもかかわらず、あまり知られていないのが現状です。そんなもどかしさを感じつつ、本日はとっておきの和歌山の新名物「和歌山ポンチ」をたっぷりと紹介したいと思います。


私がこの商品に目をつけたきっかけは、官と民が一体となって取り組んだ商品を食したことが始まりになります。
この商品は、もっと県産品のことを知ってもらいたい、そしてそれに向けて何かできることはないのか等、「和歌山のためにみんなで知恵を出し合って何か作ろう」という地元の方が集まって、新たな販路を開拓した商品になります。調べていくと、官と民が一体となって取り組んだ商品に企業が加わり、さらに地域を盛り上げていく地域スタイルに、私自身大変興味を持ちました。

では、そのような「わかやまポンチ」とはどのようなものなのか、紹介していきたいと思います。
わかやまポンチは、全国わかやまポンチ協会(総裁:田上義人氏)と和歌山県が、果樹王国である和歌山県のご当地スイーツとして2009年から取り組んできたデザートであり、梅と果物を使ったフルーツポンチを和歌山の新名物にしようとしたのが始まりになります。
そして新名物として表現するために、梅と果物を使ったわかやまポンチに3つの約束事を決めました。



わかやまポンチの3つの条件とは
①県産梅の甘
露煮か、シロップ漬けを使うこと
②1つ以上、県産の果物を使うこと
③県産品が入っていることを消費者に示すこと


この3つの約束を守った上で県にわかやまポンチの登録店として申請すれば、お店のメニュー表に「わかやまポンチ」として記載が可能になります。最低守らなければならない条件は3つだけですので、味・見た目と各店が趣向を凝らしやすいようお店独自のオリジナルポンチが楽しめます。

この魅力的な企画に、現在、わかやまポンチに参加している飲食店は、50店舗にも及んでいるそうです。県内のリゾートホテルを始め、レストランや、老舗の料理店、バーなど、各店舗にお店の雰囲気あったオリジナルな「わかやまポンチ」が楽しめます。

また、商品の味に制限がかからなので、提供するお店側のアレンジの幅が広がり、提供者も消費者も楽しめます。なんといっても、味に正解というものがないので十人十色のわかやまポンチになり、私は画期的なメニューだと思いました。

その他にも、飲食店経営者の方以外ににも、小学校の先生や学校の栄養士さん、そして小学生たちがファミリーマートとコラボしながら和歌山ポンチの試作に取り組み、期間限定でコンビニで「わかやまポンチ」が発売されています。この取り組みは、和歌山の美味しいをどう発信したら伝わるのか、和歌山の小学生が“ポンチJr”として2010年から真剣にメニューの開発に取り組んでいます。
ポンチジュニア試作 ポンチジュニア試作

「和歌山大学教育学部付属小学校×ファミリーマートわかやまポンチプロジェクト」として、今年で「コンビニスイーツ わかやまポンチ」が5年目を迎えるそうです。今年は、どんな楽しいメニューが飛び込んでくるのか楽しみですね。ちなみに、昨年は「わかやまポンチ~はっさくロールケーキ添え~」11月5日(火)より関西及び中国・四国地方のファミリーマート約2,500店舗で発売されています。

コンビニスイーツ わかやまポンチ試作コンペ1位 はっさくロールケーキ添え

現在は、和歌山大学付属小学校のみで開催されていますが、地元の食に真剣に向き合えるよい体験につながり、ぜひ他の小学校にも広めていってほしいですね。子供の頃に地元の食に興味をもったり食に対しての意識も高まる、良いきっかけにもなります。

他にも、和歌山ポンチを広めるイベントとして、和歌山県と岡山県がフルーツで「ライバル協定」を結び、「フルーツポンチ」と「フルーツバフェ」を対決させる、「ご当地スイーツバトルイベント」も繰り広げられております。


宝石箱次に、「わかやまポンチ春フェスタ2014」に移りますが、
以前、「わかやまポンチ 春フェスタ2014」が2月の下旬から3月にかけて開催されていました。 和歌山県で生まれたオリジナル品種のイチゴ「まりひめ」を使った「わかやまポンチ・春のバージョン」が期間限定で楽しめるフェスタです。
そんな「わかやまポンチ」を全国わかやまポンチ協会で総裁をされている田上義人氏にお話しを伺える機会がありました。田上氏は、和歌山で飲食店「三八波」を経営されており、そこで和食を中心に紀州和歌山の「うまいもん」にこだわった料理を提供されています。
これから更に盛り上がっていく「わかやまポンチ」についていくつか質問をさせていただきました。



①和歌山ポンチとは、一言でいえばどういったらいいのでしょうか。
⇔一言でいえば、「きらやかな宝石箱」です。

②各店舗によって味が異なりますが、三八波さんとこではどのようなこだわりがありますか?
⇔当店は和食店なので、目でも楽しめるように各フルーツの輝きが宝石箱の中に入っているように見せたいと思っています。和の食材をトッピングしたり、今は金粉を和食のものにちらばせたりなどして、華やかさを出したわかやまポンチにこだわっています。また、和歌山の南高梅のやわらかい食感にもこだわりをもっています。

③参加企業が50店舗っていうのは参加店舗が多いと考えられますか?
⇔クオリティを求めていく上では、各店舗と連携がとれる妥当な数値だと考えています。 今後イベントなども連携していくには、調度よい数字であると考えています。

④お客さんの反応など、きかせて下さい。
⇔今年で5年目になりますので、他府県から来られて注文する方も増加しています。 また、わかやまポンチの名前が浸透してきているおかげもあり「ポンチのおじさん」と言われたこともあります。

和歌山ポンチロゴ2⑤わかやまポンチを創作して変化してきた事、感じた事などよろければ教えてください。
⇔和歌山の認知度が向上したと実感します。 特に、都内にイベントなどで出店したときに感じます。パンダ効果や世界遺産効果が伴い、和歌山自身が認知されてきていることを実感します。

⑥今後、和歌山ポンチ、又和歌山ブランドを広めていく上で、 何かこうしたらもっといいのになど、今現時点で不足していることなどあれば教えてください。
⇔この企画を飲食店だけでなく、老若男女1つとなってもりあげていかなければならないと思います。 現在中心メンバーが30代から40代であるので、10代、20代の若い方にもぜひ参加してもらいたいと思っています。 子供にメニューを考える楽しさや、メニューを考える際に生まれる家族とのコミュニケ-ションなどもっと広げていきたいと考えています。

       

最後に・・
皆様、もし和歌山県に来る機会がありましたら「わかやまポンチ」をぜひ召し上がってください。
よろしくお願いいたします。
以下、わかやまポンチが食できるわかやまポンチ登録店をご紹介する「わかやまポンチ食べ歩きMAP」がありますので、ご参考にしてください! MAP表紙MAP中面1MAP中面2MAP中面3MAP地図


取材協力先:味処 三八波 田上義人さん
和歌山県 食品流通課 大石崇さん
ご協力ありがとうございました。

取材先のお店について:味処 三八波
               和歌山市黒田2丁目1-25
               073-475-2949 
               http://3873.jp/index.html