フードコーディネーター取材特派員NEWS

沖縄伝統菓子【さーたーあんだぎー】

皆さん、沖縄のお菓子【さーたーあんだぎー】を ご存知ですか? 球状の丸いドーナツ(オールドファッション)のような揚げ菓子です。
直訳すると 「さーたー」=砂糖 「あんだーぎー」は「あんだ=(油)」+「あぎー=(揚げ)」で「揚げる」、揚げ物のこと で、『砂糖てんぷら』ともいいます。
今回は沖縄の定番おやつ「さーたーあんだぎー」を沖縄の観光地「国際通り」から一歩入った 商店街に行き取材してきました。

【商店街】 沖縄のメインストリート「国際通り」からむつみ橋商店街に入っていくとさーたーあんだぎーを 求めるお客さんでにぎわうお店があります。 「松原屋製菓」さんです。
この店には観光客だけでなく、地元のお客さんもさーたーあんだぎーを求めて足を運びます。 15個程購入されていた地元のお客さんは、 聞くと「差し入れに持って行く!」と話してくれました。 価格も1個60円とリーズナブルで地元客にも長年愛され続けているのだと感じました。 店先にずらっと並んだあんだぎーは 白砂糖(プレーン)、黒糖、紅いも、ごま、かぼちゃ、現代風にアレンジされた キャラメル、ストロベリーなど様々な種類がおいてあり、どれにしようか選ぶのが楽しくなります。  さて、買い方は、まずは店頭に立っているおばさんに注文をします。 すると慣れた手つきでトングでとったサーターアンダギーをビニール袋に 詰め、その場でお会計となります。  箱に入っているさーたーあんだぎーが少なくなると、店の奥から大きなばんじゅうを持ってきて どさーっと大量のあんだぎーを補充していました。 買ったその場で食べながら商店街を散策している観光客は 沖縄旅行を満喫しているように見えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【家庭の味】 実は、沖縄では「さーたーあんだぎー」は 家庭で作るおやつナンバー1と言ってもいい程、家庭で食べられています。
小麦粉、砂糖、卵、ベーキングパウダーを混ぜ合わせて油で揚げるというシンプルな このお菓子には、それぞれ家庭の味があり、お母さんやおばあちゃんが 長年作ってきた自慢のレシピがあります。
私もおばあちゃんの家に遊びに行くと、必ずといっていいほど 自慢の「さーたーあんだぎー」がタッパーにストックしてあり、 「かめーかめー攻撃」=「食べて食べて攻撃」にあったのを記憶しています。 また、祖母と初めて一緒に作ったおやつは「さーたーあんだぎー」でした。 小学校のころ、手にべとべとにしながらも生地を丸めて、多少いびつな形に 出来上がったあんだぎーは、初めて作った達成感と合わさり、特別な味に感じました。 このように、祖母から子や孫へと伝統のおやつは引き継がれていきます。

そして、お祝いの席にもさーたーあんだぎーは欠かせません。 揚げると口がパクッと開き、まるでお花が開いているように見えるので 縁起のよい物とされているのです。結納の席などにも登場します。

 

【簡単で便利な沖縄の味】 沖縄では、ホットケーキミックスのように【さーたーあんだぎーミックス】も販売されており 卵を溶いて粉とサラダ油(またはバター)を混ぜ合わせるだけで簡単に作れる、 とても便利なミックス粉があります。 スーパーで一般的に販売されているポピュラーなこのミックス粉は、 プレーン味のほかに黒糖味や素材にこだわった紅いも味など種類も豊富にあり、 裏に書かれているレシピ通り作れば おばあちゃんやお母さんの味のような手作りあんだぎーの出来上がりです。 あちこーこー(=揚げたて)でサックサクのあんだぎーをおやつに出せば、 喜ばれること間違い無しです。 この【さーたーあんだぎーミックス】は 沖縄の家庭のお菓子「さーたーあんだぎー」を手軽に作れるだけでなく、 伝統菓子をこれからの世にも残していくという意味で大事な役割を果たしていると感じました。

 沖縄に来た際には、ぜひ歩きながら【お店自慢のさーたーあんだぎー】 さーたーあんだぎーミックスが手に入った際は、 外はサクサク中はしっとり【あちこーこー(揚げたて)の沖縄の味】を楽しんで下さい。

沖縄製粉HP (サーターアンダギーミックスが購入できます)