フードコーディネーター取材特派員NEWS

サンフランシスコ発 フードパラダイスなツアーを考えてみて‥。

その他

2014年7月29日

『フェリーターミナル』

ここは、サンフランシスコとその周辺ベイエリアの食のランドマーク

 

 

私がここに来たのが、ハイテクブームと言われた1990年代後半、日本はバブルの頃で『遊学』という言葉がありました。 生活はサンフランシスコ郊外の街、全米で最もリベラルな街、バークレーで開始。 何もかもが大きいアメリカなはずが ”顔面大ビーフステーキ” や ”ケチャップたっぷりカロリー豊富てんこ盛りポテト” を見かける事があまりなく、いわゆる百貫おデブさんという人は貧困層エリア以外で見る事はありませんでした。 それとは真逆で、早朝ジョギングする人、地元の野菜を扱っている食材店で買い物をする主婦、子供のおやつに人参スティックを食べさせている若いママ、場所柄既に ”食育” が見え隠れしていました。  縁あって日本食レストランの主となった時は「NO MSGですか?」「ベジタリアンメニューありますか?」よく質問されたのも覚えています。

 現在は、国内外の日本のお客様をツアーコーディネーターとして案内しています。 一方でアメリカ西海岸  ”食のトレンド発信地”  に拠点を構えるフードコーディネーターとして何かできないか、”フードツアー(仮称)”  を企画してみたいと考えていました。

サンフランシスコはワインの産地ナパバレーに近いのでワイナリー巡りのツアーは、大変人気す。 葡萄ワイン国際機関によれば2013年アメリカは国別ワイン消費量でフランスを抜き世界一の消費国となり、空前のワインブーム。 今や世界遺産ヨセミテ国立公園をしのぐ勢いの観光客が国内外から訪れています。

少し角度を違え他ではないような企画はないか‥。

 

 

 

 

アイデアを求め農場見学(ファームツアー)に参加してみました。

フェリーターミナル(ファーマーズマーケット会場)から北へ56kmバスで約1時間少々、マリーンカウンティー・ペタルマ市にあるMarin Roots Farm(マリーンルートファーム)』広さ約14万平方m(東京ドーム3約個分)有機農業で認定されている農場。オーナー、パートナーと5人のフルタイム、10人のパートタイムという人数できりもりしている。

 

干ばつのカリフォルニア、ため池の水の確保は困難を極める。

 

オーナーのジェシーさん、学生時代に農業に興味を持ち専攻。 後にいくつかの農家でボランティアとして働き2003年農地を借りた。 当初はクレジットカードでの支払いで自転車操業で大変だったが、公的機関から融資を受ける事ができ軌道に乗り、近郊のレストラン10数カ所に野菜を卸している。 フェリーターミナルのマーケットにも毎週やって来て知ってはいましたが、今回改めて話が聞けました。(売っている時と同じでとっても物静かな人だった)

 

2カ所目の訪問地は、40年続くミツバチ農園

お昼は、ピクニックスタイルランチをお庭でサラダビュッフェ形式でした。

『Honey Tasting』ハチミツのお味見。

当然とえば当然ですが、お花によってこれほど味に違いがあるのかと思うほどの違いが分かりました。これから蜂蜜を買う時は、花の名前を確認しようと思いました。

 

唯一あったXSサイズの作業着を来て裏庭で実際作業している方に話を聞き‥。

 

工房で収穫したハチミツを取り出す様子を見学。

今回のツアーは、観光バスで40人ほど、参加した理由を聞いてみると、農家の実情を知りたい、実際のファームを見てみたい、農家になりたいのでその下見、フードライターさんは”ネタ” ちょっと変わったツアーに参加してみたかった、家の畑との違いを見てみたかった‥という人達でした。

 

 

今後更に数カ所こういったツアーに参加したりして、どのように日本語(人)向けツアーとして立てていくか‥。

 

① 観光感覚で気軽に参加できるようなツアー

② 企業視察でも提案できるようなツアー

2種類のツアーを計画しています。 幸いローカルの旅行会社さん、流通コンサルタントさん、バス会社さんとの協力もあり、あとはアイデァしだいですが、そこが一番重要なところ。 飲食店などと同じで、”家族にぜひ参加してほしい、家族を案内したい場所” の線がぶれないように商品化できればと思ってます。

 

 

そして、フード&ツアーコーディネーターの活動として、発案から発売まで一ヶ月足らずで商品化されたツアー

『コーヒーホッピング』

サンフランシスコの4大サードウェ〜ブコーヒーショップを巡るツアー。

 今年の10月日本にオープンするコーヒー界のアップルBlue Bottle(ブルーボトル)』

 

 『Sightglass(サイトグラス)』は、年明けからファーマーズマーケットにもお店を出しました。

 

おそらく、日本進出を果たすのはここだろう『Four Barrel(フォーバレル)』

赤いパッケージが印象的な『Ritual(リチュアル)』

これらのコーヒーショップを巡り、近くにある地元のスーパーマーケット、話題のチョコレートショップも寄ってみようというウォーキングツアー。

日本でもよく聞きます『サードウェ〜ブコーヒー』は、一杯ずつ入れていくスタイルのスペシャリティーコーヒー。 地域密着した店で、器具やショップの雰囲気もライフスタイルを感じさせる。 一種類の豆、シングルオリジンが中心で単一種にこだわる所はワインに通じるものがあります。 セカンドウェーブが深入りの焙煎テクニックのこだわりに対して、浅入りで豆本来の味を分からせるのが特徴。 生産者との直接取引 ”フェアトレード” が基本。  というウンチクもそうですが、昨今のフード・料理関係、レシピ本も含めてのキーワードは、”ライフスタイル”  立ち寄るコーヒーショップは、近年市内で最も変化しているエリアに集中しているので、コーヒーを通して今のフード&ライフスタイルが垣間見できる内容。(余談ですが、この辺りのフリーWi-Fiの店、Mac率が異常に高い)

 

一見、観光業と食品・フード業、関連性を感じませんが ”食品という商品” ”ツアーという商品” 商品という形でみると案外共通点があり、これから更にサンフランシスコと周辺、そして日本の食のトレンドに対して敏感にならなければと思います。