協会員のヨコガオ

協会員のヨコガオ Vol. 45

食に関して体系的な知識を習得したいとフードコーディネーター資格を取得

畑中 敬史さん

株式会社はたなか
代表取締役社長
フードコーディネーター1級(商品開発)

畑中 敬史さん (福岡県)

Q.畑中さんの職歴とお仕事内容を教えてください

1992年4月、兼松株式会社に入社。その後、1999年に退職し、株式会社はたなかに入社しました。2010年、同社の代表取締役社長に就任。(株)はたなかグループとしての事業範囲は、産業給食(お弁当宅配)事業、学校給食事業、幼稚園給食事業、委託給食事業、学食及び食堂運営、仕出し事業、冷凍惣菜事業の運営及びマネジメントを行っています。
私たちがお弁当事業でこだわっているのは、手作りと栄養バランスです。手作り弁当の提供が、健康推進にもつながると考えているからです。社内に専属の管理栄養士がおり、栄養バランスの取れたメニューづくりを行っています。調理現場と協力して、味と栄養には、とことんこだわっています。さらに、肉と魚は九州産にこだわり、地産地消にも取り組んでいます。


日替わり弁当(一例)

特別弁当(一例)

Q.フードコーディネーターになった経緯を教えてください

食に携わる事業を行っており、食に対して体系的な知識の習得と、フードコーディネーター(資格)の今後の重要性・認知度アップに期待して、資格取得にトライしました。

Q.フードコーディネーターでよかったことはどんなことですか

フードコーディネーター1級は最近取得いたしました。ですので、まだ仕事等での利用は、すぐにはできておりませんが、これからが楽しみです。

Q.コロナ禍において、お仕事内容に何か変化はありましたか? ご自身で仕事内容を変えた、工夫したなどの例がありましたらお教えください

食品業界は、このコロナ禍が大きなターニングポイントになりました。業種により二極化が激しくなったと思っています。企業経営としては、「集中と選択」ではなく、「多角化経営」を、さらに進めて行くよう大きく転換いたしました。具体的には、冷凍惣菜事業のニーズに変化が見られ、少しずつ増加傾向にあります。

Q.畑中さんのフードについて一問一答

◆思い出の料理は?

三原のたこめしです。
毎年開催されている「さぎしまトライアスロン大会」に参加する際、前日に三原で食べるたこめしは、とてもおいしく、大会に向けてパワーの源になります。

◆勝負メシは?

エビフライ もしくは、エビカツ。
試行錯誤の上、作り上げたエビカツで、弊社ではとても人気です。エビカツメニューは爆発的に売れるので縁起の良い勝負メシです。

◆いま注目の食材は?

昆虫食です。
Food Style 九州 2022(2022年11月9日~10日) 第4回お弁当・お惣菜メニュー提案CUP(日本惣菜協会九州支部 主催)にて、弊社提案の昆虫食を使った商品がSDGs賞を受賞いたしました。将来、人口爆発→食糧難を考えた際のタンパク源として、とても注目している食材です。

※記事内容および記事中の所属・肩書きは記事公開時のものです。

FCAJ 特定非営利活動法人 日本フードコーディネーター協会 Arrow