協会員のヨコガオ

協会員のヨコガオ Vol. 20

大好きな食に関することを仕事にできる資格に魅了

渡邉 美穂さん

メニュー・レシピ開発
食のブランディング、コーディネート、料理教室の主催
DECO HOUSE FOOD
フードコーディネーター1級(商品開発)

渡邉 美穂さん (千葉県)

Q.渡邉さんの職歴を教えてください

おいしいを「見つける」「伝える」「つなげる」をミッションに、生産者と消費者、メーカーをつなぐ仕事をしています。

  • 旬を食べよう料理教室を主催
    道の駅や料理サークルにて出張料理教室、メーカーとのタイアップ、料理教室なども行っています。
    2022年からはオンラインレッスンやレシピと動画の販売もスタート。
  • メニュー・レシピ開発
    食品メーカーやスーパー、生産者や飲食店など。
  • 農産物のブランディングコーディネート
    飯岡メロン部会 (JAちばみどり 飯岡支店)のブランドコーディネーター(2015~2021)としてコンセプトや商標作り、情報発信のサポート、イベント開催ほか、トータル的にコーディネートに携わる。企業のフーデックス出展サポートや新商品開発のコンセプト作りのサポートなど。

FOODEXにて出展サポート

Q.渡邉さんの職歴を教えてください

企業内でコピーライターとして働いたのち、フリーランスのコピーライターに。子どものアトピーをきっかけに、食や環境問題に関心を抱き、食関連の仕事に全面シフトしました。らでぃっしゅぼーやの会員向けエリアサークルの立ち上げに参加。冊子の編集と、自らも「旬を食べよう料理教室」を主催。地元カルチャースクール講師を経て、2017年に自宅開催教室「旬を食べようDECO HOUSE キッチン」をスタート。「旬を食べよう料理教室」は、23年ほど続けています。
フードコーディネーター資格取得後は、千葉県産農畜産物地域ブランド商品開発コンテスト「アグリろっく」に参加。飯岡メロン部会とのチームマッチングで、提案・開発した商品が優秀賞を受賞しました。これをきっかけに、ブランドコーディネーターとして声がかかり、以降、6年間ほどコーディネーターとして関わりました。
2017年には屋号をDECO HOUSE FOOD に改め、個人事業主として開業しました。
現在も企業の食イベント出展サポートや新規商品のコンセプト作りやメニュー開発のご相談を受けています。

Q.フードコーディネーターになった経緯を教えてください

打ち合わせで、フードコーディネーターと紹介されることが多くなり、これをきっかけに、資格取得を決意しました。JFCS(ジャパンフードコーディネータースクール)卒業と同時に、フードコーディネーター3級、2級と続けて取得。1級については一度失敗したのち、2019年度、再度チャレンジをして無事取得できました。

Q.なぜフードコーディネーター資格の分野で、商品開発を選択しましたか?

今後一番絡む分野だと思ったからです。また、知識的にも一番不足していた分野なので、あえてトライしました。

Q.フードコーディネーターでよかったことを教えてください

おいしいものを食べ・飲み歩いても、「仕事です」と言い訳がたつところです(笑)。
仕事の定義が漠然としていて、「食」に関わっていれば何をやっていても許される? というか、縛られないところ(窮屈でないところ)がいいですね。生きていく上で決して欠くことのできない、「食」を仕事にしているという満足感もあります。

Q.コロナ禍において、仕事について工夫した点があれば教えてください

飯岡メロンのPRプロモーションで、人が集まるイベントはことごとく中止になるなか、地域の飲食店に協力してもらい、テイクアウト中心のスイーツフェアやインスタグラムキャンペーンを企画・開催しました。また、料理教室ではオンラインの教室をスタート。動画配信や販売も手掛けています。

Q.渡邉さんのフードについて一問一答

◆最近作った、または食べた料理で記憶に残ったものは?

梅干し
赤紫蘇でのユカリづくりです。
今まで実家の母に任せっきりでしたが、今年は自分で作りました!

◆思い出の料理は?

中華ちまき
子どもの運動会では、必ず登場する我が家の行事食です。

◆いま注目の食材は?

日本酒
好きというより、米や水、仕込みでこれだけ味わいが異なるのが不思議。
また、今後関わってみたいフルーツでは金柑やパッションフルーツがあります。

※記事内容および記事中の所属・肩書きは記事公開時のものです。

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FCAJ 特定非営利活動法人 日本フードコーディネーター協会 Arrow